Dear Yasuda,
今日は私の CBX550F の写真を送りましょう。
1984 製造の 45,000Km 走行で、もう 550F の既知のトラブルは全部経験しました。
1) リアブレーキシリンダーの渋り:去年、リアブレーキシリンダーの動きが 渋くなりました。分解すると、ピストンの周囲のシーリングのひとつで、 スプリングの上にあるものがふくれ上がっていました。 これを新品に替えてからは元どおり完璧に動くようになりました。
2) カムチェーンの鳴り:スプリングカバーがテンショナーのアームの動くところを 邪魔していたので、それをちょっと短くしました。 ただ、いまはまだエンジンを分解しているところなので、これで治まるかどうかは まだわかりません。また後でレポートします。
3) スターターへのオイル洩れ:セルモーターを開けてみると、そこには大量の エンジンオイルが入り込んでいました。入力シャフトをそのベアリングから 外に押し出すと、ベアリングの向こうのオイルシールが硬化していました。 新品のベアリングとオイルシールを注文し、これで解決できると思っています。 知りたい人のために:ベアリングの型は NTN 6003Z です。オイルシールの サイズは O.D.(外径?) 35mm, I.D.(内径?) 20mm, 厚み 5mm です。
4) イグニッションキーロックがゆるくなる:実に奇妙な不具合。何しろ 120Km/h 以上の速度でだけ発生するのです。突然すべての電気が落ちます。たいていは 私がトラックをハイウェイで追い越しているときにね。何日かこの不具合の 原因をさがしたすえ、安全のために新しいイグニッションキーを買いました。
Haynes Repair Manual を使っていますが、これはとても便利です。 数多くの写真と、必要なすべてのトルク調整値が書かれていますから、 これはおすすめです。 (訳注:ここでのトルクとは恐らくボルトを締める時、つまりトルクレンチを 使った場合の力加減のこと。)
上に書いたように、カムチェーンがまだカタカタ鳴るかどうかについて、 何週間か後には報告できると思います。
Have a nice day,
Swen
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Swen Porschen
CBX 550F 1984 @ 45.000km
Cologne / Germany
Swen Porschen (swen.porschen@gmx.de)
Hi Yasuda,
調子はどうですか? 約束どおり、カムチェーンテンショナーについての結果報告です。 エンジンを組み上げて、いまは快適に動いています。 もうカムチェーンからは何も聞こえてきません。
こんなに静かになるとは驚きです。;)
セルモーターもちゃんと動いています。 もう一度秋にでも開けてみるつもりです。でももうオイル洩れはないでしょう。 新しいオイルシールがちゃんと効いているはずです。スズカのGP1グランプリが待ち遠しい? 私はホンダとロッシが今年もやると思うな。
Have a nice day,
Swen