Ivo in Kyoto JAPAN
1998年 12 月 6 日、チェコのIvoさんと京都で会いました。
半日だけの京都観光でしたが、私も非常に楽しみました。
ツアーのメンバーは私とIvoさんに、私の妻と通訳をお願いした会麻(Ema)さんの合計4人でした。(上の写真の左からIvo、会麻、妻と、私の順です。)
昼前に京都駅で会った私たちは、大徳寺で精進料理を食べ、ゆっくり散歩しながら寺と庭を楽しみました。その前に今宮神社に立ちよって境内をまわり、おまけにあぶり餅屋さんで喋ってたせいで、ちょっと時間がなくなってしまいました。上の写真は昼ご飯を食べた大徳寺の一室での撮影です。
同じく大徳寺で。
IvoさんがわざわざバイクのTシャツを着てきたのが楽しい。
続いて大急ぎで三十三間堂にいって仏像を見るという、観光コースとしては至って地味なツアーだったのですが、まあ私が生まれて育った町を案内して、精進料理と仏像を選ぶとこうなったというわけです。
それから祇園をぶらぶらしておみやげを買い、あまりお腹も空かないことだしと、晩ご飯にはお好み焼きにチャレンジしてもらいました。ちょっとむちゃだったかな。
返り支度の Ivo さん。荷物満載。
非常に楽しい一日でした。Ivoさんおつかれさま。また会いましょう。
P.S.
大徳寺でお茶(抹茶、京都人は「おうす」と呼んでいるが標準語かどうかは知らない)
にトライできたのは良かったですが、他にも時間があれば
枯れ山水(庭)、延暦寺(比叡山)、京料理、京菓子、能衣装(ある種の西陣織)、
賀茂川、絵、華(活け花)などなど多くのものを見せて上げたかったです。
(近代的なものはきっと数日間過ごした東京と横浜で散々見ただろうからそれはいいよね。)
Ivoさんはプラハ(チェコの首都)は一日で歩けるほど小さいが、
全部見て回るにはとても一日では足りないと言ってました。
京都もプラハと同じように歴史のある町です。一日ではとても回り切れません。
メモ:
今宮神社、大徳寺はともに僕が生まれて育った町、京都市北区にあります。
子供の頃よく走り回って遊んでいましたが、どちらも由緒正しいところです。
今宮神社では丁度七五三のおはらいをしている最中でした。
着物の女の子がかわいいらしく、Ivoさんは写真を撮らせてもらいました。
寄り道したあぶり餅屋さんも大変歴史のある店で、僕も高校生の頃に友達とよく
行きました。
大徳寺は普通のお寺とは違い、本山にあたります。中には多くの院が集まっています。
いまでも修行僧さんをよく見かけます。
禅寺ですから、精進料理はまあ本物ということになるでしょうか。
三十三間堂は成人式の日に行なわれる通し矢で有名でしょうか。
あの前庭の反対側にはびっしりと仏像が並んでいます。
一体として同じ顔かたちのものはないと言われており、
これだけ大きな木造建築(高さはありませんが長さは恐らく最大級)と
多数の仏像はさすがに見られないだろうと思って連れていったわけです。
一応通し矢の説明を試みたのですが、わかってもらえたかどうか、、
祇園(ぎおん)は京都の古くからの繁華街です。
おみやげ品も含めて、いろいろ売ってます。歌舞伎の舞台(南座)もあります。
Ivoさんは漆器を見てプラスティックの一種だと思ったようですが、
樹脂で100年以上もつと言ったら驚いてました。
舞妓(まいこ)さんや芸妓(げいこ)さんがよく歩いているのですが、裏道を歩かな
かったのと、時間帯がもう夕方だったこともあって、出会えませんでした。
これは撮り損ない
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