隣組的番組購入計画

番組のようなデータを転送する際、できるだけ無駄なトラフィックを押えるにはどうすればいいだろう。

昨日見たブルース・リー映画は久々に燃えた。やっぱりいい。ただ難点は僕の回りに似た趣味の奴がいないので、大抵一人でデータを買わないといけないことだ。その点「サザエさん」はいい。見る人が多いからたいていの地域のプロバイダがマルチキャストの番組配達に加えている。番組表に蓄積チェックを入れておけばいつのまにか受信できていて、鍵さえ配達されればいつでも見ることができる。
もちろん安くなるのは転送料だけで番組価格は同じだが、転送料だって馬鹿にはならない。5円でも価格差があれば安い方で大根を買うと言う人は多い。

困ったことにこのあたりではブルース・リーをリクエストするのは僕くらいなものだから、かなり長く待ち時間を設定しておいても相乗りする人がほとんど現れない。ビデオセンターからの転送料まるごと僕が払うことになる。このあたりは人口密集地じゃないからTSUTAYAのキャッシュセンターもないのがなお辛い。あってもキャッシュされてるかどうか怪しいもんだけど。

うちでは同居人が「キューピー三分間クッキング」を気にいっていて、ご近所の主婦友達といっしょに毎週購入している。もう少し人気があればマルチキャスト番組になるのだろうがそうはなっていない。同居人がプライオリティをやたら上げるせいで、我が家のキャッシュにもう何年分も居座っていていっこうに expire される気配がない。頻繁に実行するレシピデータの連想検索に効果があるからまあいいかと諦めている。

1円単位で効率を上げるのが好きな主婦・主夫層の相乗り受信が増えたせいで、昔ながらの隣組が再び復活しようとしている。こういうときは地域とはほとんど交流の無い自分が駄目だなと思う。

こういうビットのやりくりをする日が来るのだろうか?



Yutaka Yasuda

2001.02.22