長いこと記録をつけてなかった。 まだまだ動き続けています、と言いたいところだけれど、2003年頃に苦しんでいた問題が再発した。
つまり冷えた状態からの始動性などはとても良く、普通に走る分には問題ないのだけれど、幾らか動かすと低速時に不安定になりアイドリングが出ない。停止すると再始動が困難になり、始動できたら吹かして回転数を上げないと不安定になる。 先々週にクラッチワイヤーを交換した時にタンクを降ろし、そのとき燃料コックのバキュームホースを新品に交換した。その作業に不備があって二次エアを吸いこんでるのか?と思ったりしていたが、燃料コックをいじったりしているうつに現象が消えてしまい、突き止めきれなかった。 そして先週、伊丹まで高速で飛ばして帰ってきたところ、高速を降りたところで現象が激しく出た。高速自体は往復とも 6500-7500rpm あたりで延々と安定して走行できていた。伊丹で停めて 30 分ほどして再始動するのも問題無かった。しかし帰路で高速を降りたところで現象が出て、とりあえず目の前に二輪館があったので、そこに持ち込んでオイルを交換した。(10W-40 を入れていたが、ずっと昔から 20W-50 にしないとヒートしたときに始動性が悪くなる問題が出ていた。) しかし現象が変わらなかったので、プラグを抜いたところ(バイクに跨がった状態で左から数えて)1番がかぶり気味(ガスが濃い?)、2番が少しかぶり気味。3, 4 番はかなりきれいな燃焼具合い、という状態だった。(写真は左から順に1番〜4番)
特に2番が(何故だか?)ちゃんと締められておらず、かなりユルくなっていたため、この圧縮抜けでの不調を疑ったが、全プラグをその場で交換しても不調は直らず。直らないどころかまったく始動しなくなった。その場ではこれ以上調べることができず(メカニックが予約対応のために時間が取れない)、あきらめて JAF を呼んで自宅まで運んで貰った。
二輪館で2番が失火していることが問題なのはマフラーの温度から判明しており、掛かったとしても三発だけで回っていることが確認できていた。このことから当初は2番プラグが圧縮抜けなどが原因で不調が出ており、それを直すためにプラグコードをいじっているうちにコードが断線した、といったシナリオを想定していた。 しかしなんと、自宅で車体を降ろしたあと、念のために始動したらちゃんと掛かって四発とも発火するという。つまり 2003 年頃にも苦しんだ「ヒートしたら冷めるまで始動しない」問題がまるで再発したように見える。
うーん、なんだろうなあ。。。ここに書いていた記録を見ても、決定打はなかったようで、ただ暑い季節に乗らなかっただけのようにも見えている。パッと思いつくのはプラグキャップとコードか。あるいはスロー側の不調か。とりあえず手元で最も簡単にできるお試し交換はエアクリーナーかなあ。