2004.02.02

お見舞い

ちょっとお見舞いに行ってきました。

行ったときには既にシリンダヘッドまで組まれており、あとはカムをつけて カムチェーンの調整、ヘッドカバーを組む、というくらいの段階までいって ました。
話を聞いているとガスケットがボロになってたのは当たり前として、 ピストンとバルブにはかなりカーボンがついてたとのこと。 結局バルブは歪んでなかったようで、ピストンにも当たり跡がなかったので 今回は磨いて再使用。ピストンは汚れがひどかったので思い切って交換。 ピストンピンも、、あれ?換えたんだっけな。また聞いておこうっと。
バルブステムシールはかなり痛んでいたようで、引き抜いて外そうとしたら 頭の部分がちぎれちゃったそうな。この状態ならきっとオイルも染み出していた に違いない。。。そこから燃焼室にオイルが入って、吸気側バルブとピストンに カーボンがついたのかも。
バルブの当たりの部分も吸気側は真っ黒になっていたようで、磨いたらちゃんと 金属の色が出てきたとか。これじゃあちゃんと閉まってないよねえ。。。 よくちゃんと馬力が出てたもんだ。。サーキットとかを走らせれば抜けてるのが 数字で分かるんだろうけど、僕が近所の山の中を走らせるくらいじゃわからない もんなんだなあ。
とりあえず吸気側のバルブの動きがかなり渋くなってたようで、このあたりが ヒートするとストールするという問題に関係してるんではないかと思っていま す。これで直ると嬉しいなあ。

カムチェーン関係は痛みはなかったようでそのまま。 結局ピストンとリング、ピストンピン、バルブステムシールあたりを消費。 部品もっといてよかった。。。 バルブは手持ちがなかったけど逆にホンダにあるようなのでまあ問題なし。

シリンダブロックは一度も開けた事がなかったので、今回歪みがひどく 出るかと思ったのですが、意外やシリンダはウーンと力を入れたらグリグリと 動いてくれたそうで。叩かずに済んだと言うてはりました。
兄貴が昔ぶつけたせいで歪んでるはずなんだけど、大丈夫だったんだねえ。。

というわけでピストン君のためにしばらく慣らしをすることになりそうです。 まあ一度タペット調整をして、キャブ同調をやり直したところで音を聞いて みましょう。軽く回ってくれると嬉しいなあ。。。
きっといい音するんだろうなあ。。(バカ)


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