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Date:  Fri, 30 Jul 2004 13:54:47 +0900
From:  "Koichiro Takemaru" <takemaru@takemaru.com>
Subject:  [tibi-ml:0668] Re: Flash 16MB に RedHat/Perl
To:  tibi-ml@bakkers.gr.jp
Message-Id:  <20040730045447.19806.qmail@micropc.e-doraku.com>
In-Reply-To:  <040730091838.M0312410@mfc.bakkers.gr.jp> 
References:  <040730091838.M0312410@mfc.bakkers.gr.jp>
X-Mail-Count: 00668

竹丸です。 

| 安田です。
| ども。(_o_) 夏のおつまみネタに。。。(ならんか) 

仙台界隈も十分 暑いのですが、南の皆さまいかがお過ごし
ですか? 今年の夏はファンレスtibiにとって厳しい夏にな
りそう(^_^;; 

| 知人が Flash 16MB で起動する組み込み向け?かな?
| の PC で perlを動かそうとしています。(要する
| にちょっとしたアプリが動けばいいんだけど、慣れや保
| 守性の問題で perl で書く予定。)
| それには RedHat 7.3 を削ったものが入ってくるらし
| いのですが、、、、
|
| で、ようやく自分の身の回りで起きて初めて気になったの
| ですが、こういうのって現実的なんだろうかなあ、と。。。 

私は(perlを使うという意味では)同様の案件をお手伝い
したことがありますよ。 

 - 普通のPCでもいいんだけど、設置場所を考えればでき
 るだけ小さくて、故障のことを考えて回転部分の少な
 いも計算機を使いたい。 

 - 計測器から情報を採取、数値計算をローカルで行って、
 結果だけを低速回線+PPPでサーバにftp。 

 - クライアント数や回線品質も心配なので、サーバから
 クライアント側にtelnetできて、現場で各種設定を煮
 詰めていきたい。 

ということでした。 

| 自分でやるんだったら C で書いて static compile
| したバイナリをエイっと放り込むだろうからディスク
| (Flash)容量、CPU能力を含めてリソースはたいして
| 気にならないんですが、やっぱ世間的には perlとかで
| 書きたい人が多いかなと。。 

私の場合、当初 Armagilloを使うとのことだったのです
が、数値計算の処理速度がシステム全体の要求に合わずNGに。 

試行錯誤いろいろあり、結局 下記の構成になりました。 

 - MicroPC Geode
 - 128MB CF
 - Debian GNU/Linux 3.0r2
 - 計算部、計測部のみC
 - PPP発信、データ転送、各種エラー処理部分をperlで。 

どんなところでperlを使うかというところでしょうねぇ。
この場合shでも良かったのですが、ならばperlかなと(笑) 

| perl5 を入れてみたけど 16MB じゃムリ!とか、い
| まどき 128MB Flash だって安いんだから問題ない
| でしょ!とか、このあたりの気分というか価値基準につ
| いてどなたかコメントいただければ嬉しいです。(@_@) 

なにか1つの製品を開発するならば、もっと小さく、綺麗に
ガシっと作り込む方がいいと思いますが(^^;  私や、そ
の仕事の依頼主のように、普通のPC+Linuxのノリで使え、
できれば小さくしたい、ファンレスにしたい、スピンドル
レスにしたい・・という状況であれば、普通のPCのように
perlを使うのもアリだと思いました。 

その方はSOHOしている計測器のプロなのですが、ネット
ワークや計測器のコントローラについてどうすべきか悩ま
れていたようです。LinuxやCは使えるので、それらを
どうまとめれば良いかと相談を受けたのでした。 

今回のMicroPC + mini Debianがあれば、今後どん
な仕事にも使い回せることでしょう(^_^)
SOHOならではの小回りの効き具合いが重宝されました。 

| ちなみに知人の対象マシンは A-Server
| http://www.a-server.jp/ でそんなに tibi
| じゃないです。K6-2 400MHz, PC100 SDRAM(max
| 256MB)とかなり高スペック(Cobalt Qube3くらい?)
| なので、perlマシンにするにはある程度向いてるマシン
| かなと思ったり。。。 

十分ですね(^_^) 

Geode/300MHz + 128MB RAM + 128MB CF と
いう構成でしたが、かなり余裕。CFなんか非圧縮、
本当にHDがわりに使ってます。書き換え回数制限対応
のためにデータやlogなどは全部 RAM disk上置いて
ます。 

普通にPCでLinuxを使っている感じです。 

作り込まずに、そのまま納品・・みたいな(^_^;; 

| #逆にここまでスペックは削れるぜ!というネタも tibi
| 的でまたよろし。。。 

普通にRedHat入れるだけでは128MBには入りません。
RPM使いたい人は、手動でインストールする必要が
あるでしょう。 

Debian GNU/Linux 3.0(woody)は普通にインス
トーラでインストール。BaseだけPerlも含んで128MB
に入ります。 

debian-installerが便利な次期stable版となる
sergeはサイズが大きくなってますので要注意。 


あ、そうそう。件のmini Debianですが、ここで紹介
しています。 

http://www.takemaru.com/microserver/technote/mini_debian_spec.txt 

このMLでもご紹介ありましたが、こちらが(↓)お勧めです。
以前より記事が増量。とっても分かりやすく書かれています。
http://www.amulet.co.jp/solutions/ss-linux/ 


もっと小さいのがいいんじゃーという場合は
"Bonsai Linux project"をどうぞ(笑)
http://www.takemaru.com/microserver/technote/bonsai_linux.txt
こっちはperlはないです、bash/awkでなんとかしてね。