安田です。
> > トランスメタは、Mobile Linux への依存度を強化して、住
> > み分けするニッチをつくり出さないと、Intel との直接競争に
> > は勝てないかもしれないと思っています。
>
> とにかくトランスメタには頑張って貰いたいですが、
> 組み込みからエンタープライズまで全ての分野でIntelに勝とうと
> してるとは思ってないです(意外と勝てたりして)。
> ノートPCでの採用を見ると既に十分成功していると言えますね。
ですねえ。。
ただ、Cobalt の人に Crusoe 使わないの?とメイル出した事あったん
ですが、いまいち彼らは余り気にしてない風情でした。
アメリカでは一部ノートマニアにしか訴求力の無いチップなのかな。。
Qube3 の K6 300MHz 版買った人の話しだとカーネルリコンパイル後も
CPU は驚異的に冷えたままだったと言ってました。うまく作ったら Crusoe で
なくても結構いけるということなのでしょうか。
ところでトランスメタですが、ベンチャーキャピタル業界の方に、彼らは
当初もっともっと桁違いの低消費電力のものを計画していたというような
話を聞いた事があります。
つまり起業時の目標からすると、現行の製品は全くもって失敗作という
ことになります。
それでも今ならそういう市場で結構イケそうだから出したのかなあと
勝手に僕は想像しています。
今後彼らが当初の目標を追求するのか、それとも現行製品路線を煮詰める
方向でいくのか、良く分かりませんが、情報処理学会の学会誌「情報処理」
のリレーエッセイに Crusoe はそれほどアドバンテージをもっていない、
という内容の記事が載りました。
http://pdplab.trc.rwcp.or.jp/pdperf/ipsj/0009/index0009.html
僕自身は今のクレイジーなほどのアツアツ CPU はどうにも「よっしゃ」
と思えないので(MIPS/PowerPCはそれでもかなりマシだから、特にx86系
がアウチと言っても良いかな)、くるーそー君には頑張って欲しいです。
でわでわ Yasu.