Cinema Review

ボーン・コレクター

監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリーデンゼル・ワシントン

事故でほぼ全身麻痺になった刑事は、その類い稀な推理能力を活かして推理をめぐらし、複雑怪奇な犯罪を解いていく。現代版車椅子探偵ストーリー。

車椅子探偵には常に有能な助手が付いている。この作品では美貌の女警官が助手となり、師のてほどきを受けながら現場処理能力を付けていく。

最終的には犯人はいかにも B 級、探偵と美貌の助手は良い雰囲気に、というところで落ち着くのだが、そういうありきたりな部分がある割に、なかなか集中して見られる作品だと思う。映画館で見ると「ぐぐっ」と疲れるかもしれないが、僕はこれをビデオで見た。おうちでジーッと見るには結構良い。

何か原作がきっとあるに違いない。『犬神家の一族』などの市川さんの横溝シリーズのように続くとそれなりにいいかもしれない。

最近僕はインド系の女優さんにピピッときていたりするが、本作のヒロイン、アンジェリーナ・ジョリーはなかなかグーだ。もちろん彼女はラテン系というやつで、インド系とは違うのだが、どうも最近『The Cell』のジェニファー・ロペスあたりから、この辺のカラーが好きになってきたようだ。
アンジェリーナ君、秋には『トゥーム・レイダー』という SF もの?かな?アクション映画が控えているようで、気になるところだ。露出度の高い服装に、重そうな銃なんかもっていたりして。鍛えているらしい体の線と良く合う。

というわけで、はい、女優さん目当てで見たのでした。

Report: Yutaka Yasuda (2001.08.25)


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