Cinema Review

シャイニング

Also Known as:Shining

監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン

冬山のホテルに吹雪で閉じ込められた家族。夫はそのホテルについている霊の力によって徐々に狂っていく。

キューブリックはさまざまな映画を作っているが、そのうちサスペンスと言えば僕はこのシャイニングしか知らない。ホラーと言えそうな気もするが、単に恐いものを見せて恐がらせている訳ではなくて、心理的に追い詰められていく描写を主にしているように僕には思えて、やっぱりサスペンスだと思う。好きな作品だ。

ジャック・ニコルソンがどんどん狂っていく様がなかなか見ていて恐い。

時々キューブリック特有の訳の判らない映像が出てくるが、この種の映像はやはりサスペンスでこそ合うように思える。誰にでも薦められる作品ではないだろうか。

そうそう、雪山に閉じ込められて恐い事が起きると言うのは『ミザリー』が似ている。この映画も恐い映画だった。オープニングでヘリコプターが這う様に飛んでいくシーンがあるが、これを見て僕は『遊星からの物体X』を思い出してしまった。これもサスペンスとしても楽しめる僕の好きな映画の一つだ。ただ物体Xは余りにもそのグロテスクな映像がサスペンス性よりもただのびっくり映画的な側面を大きくし過ぎているけれど。

Report: Yutaka Yasuda (1995.05.27)


[ Search ]